不燃材料とは、文字通り燃えない素材を指す。建築用語では不燃材料のほかに、燃えない素材として
難燃材料、
準不燃材料という言葉があり、これら3つをあわせて防火材料と呼ばれる。
火災などにより熱を加えられたとき、燃焼しないこと、変形や溶接などの有害な損傷が生じないこと、有害なガスや煙を発生させないことを満たしたものという3つの条件を満たしたうえで、上記を満たさなくなってしまう時間の長さの違いによって不燃材料、
準不燃材料、
難燃材料に分けられる。熱に耐えられる時間の長さは、不燃材料の場合で加熱開始から約20分となり、最も
防火性能が高い素材となっている。