中級織物襖紙とは、
和室などに使われる
襖紙で、意匠撚糸で織られた織物を指す。
襖に描かれた図柄や絵柄は手加工もしくは機械加工となっており、上品な柄が多い。
襖紙は大きく和紙と織物に分けられるが、中級織物襖紙は名前の通り織物に分類され、普及品織物、中級織物、上級織物の3つに分かれたランクの中間に値する。使用されている
レーヨン糸とは、高価な絹に似せて作られた再生繊維のことで、人工的に斑を作られた不規則な節を持った糸で太さが均一ではないものを
スラブ糸、小さな粒が表面に表れているものをネップ糸という。