京町家とは、
建築基準法が施行された昭和25年以前に建築された木造建築物で、伝統的な
構造及び都市生活の中から生み出された形態又は意匠を有するものを指す。
狭い
敷地でありながら、通り
庭、続き間、
坪庭、奥庭があり、
うなぎの寝床とも呼ばれるように
敷地形状に
奥行きが深くなっている。
外観の特徴としては、
瓦屋根や出格子、虫籠窓、
土壁などが挙げられる。また一戸建て以外に連棟となっているものも多い。平成29年11月に「京都市京町家の保全及び継承に関する条例」(京町家条例)が制定された。京町家を保存するだけでなく、さらなる発展と継承のために貸し出されている物件も数多くある。