吊り戸棚とは、主に
キッチンの調理台の上に、
天井や壁を使って吊り下げるように設置された扉付きの棚のことを指す。壁付けの
キッチンや対面式の
セミオープンキッチンに取り付けられており、後付けも可能である。
収納スペースが増えること、上方の
デッドスペースの有効活用ができることから
マンションでも一戸建てでも採用されるケースが多い。吊り戸棚の扉の種類には
開き戸のほか、扉が頭に当たる心配のない
引き戸やフラップ扉がある。吊り戸棚を取り付けるときは、
収納力や使い勝手を考慮して戸棚の高さを選ぶことが大切である。高さのある吊り戸棚だと手が届きにくい上段が使いづらくなるが、低めに設置するとどの段も有効活用できる。