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「ね」から始まる用語一覧

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  • ネオクラシシズム(ねおくらししずむ)
    ネオクラシシズムとは、18世紀中頃にヨーロッパに広まった芸術・文化運動の一大潮流を指す。 バロック様式やロココ様式の装飾過多な宮廷スタイルへの反発が発端となっている。おもに建築や工芸、絵画に対して用いられ、古代ギリシャやローマの芸術を手本とし、直線とシンメトリーを取り入れた厳格な表現が特徴的である。フランスにおけるルイ16世様式、イギリスにおけるジョージアン様式などもこれに包含される。代表的な建築にパンテオンやエトワール凱旋門などがある。 インテリアや家具においても比較的簡素で直線的・対称的な意匠が特徴で、神殿の柱のような脚のデザインもロココ様式とは対照的である。月桂樹や花輪などの装飾が施されているものが代表的である。
  • ネオスパンシール(ねおすぱんしーる)
    ネオスパンシールとは、コンクリート打継部の止水材を指す。ネオスパンシールには、水膨張による止水機能があるため、止水することができる。さらに、非加硫ブチルゴムと水膨張を組み合わせることで、下地への接着性及び初期止水を可能としている。膨張速度を遅らせる遅延タイプのため、コンクリート中にある水分ではほとんど膨張しない。また、特殊ゴムで作られているため弾力性に富んでおり、圧縮変形しても復元することができる。その他、耐久性、耐薬品性にも優れている。
  • 猫脚(ねこあし)
    猫脚とは、家具の脚の下部を内側に向けて湾曲させたデザインを指す。 四足動物哺乳類、特に有蹄動物の脚をまねたデザインが元となっており、18世紀初頭のヨーロッパでロココ様式とともに流行した。ルイ15世の時代になると猫脚はより優美に洗練され、キャビネットやテーブルなど様々な家具に盛んに取り入れられた。 さらに19世紀後半にはアメリカを中心に猫脚のバスタブが普及した。これは白い陶器製やホーロー製のバスタブ本体に、シルバーや金の金物の猫脚が付いているのが特徴となっている。
  • 猫間障子(ねこましょうじ)
    猫間障子とは、中に可動する小障子が組み込まれた障子を指す。 猫が部屋を出入りする際に、障子を破ってしまうため、自由に出入りできるようにと、可動式の障子が生まれたとされている。 猫間障子は、設置される位置によってそれぞれ名称が異なり、引分猫間障子、片引分猫間障子、摺上猫間障子がある。障子の中央に出入り口が設置され、左右に可動するものは、引分猫間障子という。可動部が中央に設置されているが、左右どちらかのみしか可動しないものを片引猫間障子、障子の下部が上下に可動するものを摺上猫間障子と呼ぶ。
  • ネストテーブル(ねすとてーぶる)
    ネストテーブルとは、大きさが異なるセットのテーブルを指す。 ネストとは英語で動物の巣や入れ子を意味する言葉であり、サイズが異なる複数のテーブルが入れ子になっている。製品は大小中の3セット、もしくは大小セットになっているものが一般的である。入れ子になっているので、使わないときに重ねるとコンパクトに収納できる。それぞれのテーブルは連結していないので、L字に配置したり、高さを変えたディスプレイ台としても利用したり、インテリアのアクセントにもなる。
  • 根太床工法(ねだゆかこうほう)
    根太床工法とは、コンクリートスラブや大引きと呼ばれる床を支える横材の上に、根太と呼ばれる部材を直行する形でピッチごとに設け、その上に床板を置く工法を指す。 パイプを通す空間が必要な水まわりの床には、根太床工法を使うケースがある。根太床工法は、通常1階床下に使われるもので、家全体の重量や地震・台風といった天災時の揺れを根太と大引きで吸収し、拡散することで耐震性・強度を高めることができる。
  • 熱線吸収ガラス(ねっせんきゅうしゅうがらす)
    熱線吸収ガラスとは、赤外線などの熱線を吸収する性質を持つガラスを指す。 熱線吸収ガラスは、ガラスの原材料に酸化鉄やコバルトなどの金属を混ぜて製造される着色ガラスである。 金属が赤外線を吸収し、ガラス内部に熱を溜め込むことで、断熱効果を発揮する。特に大きな窓などに使用することで、室内の温度上昇を抑えたり、冷房効率を上げることができる。 内部に含まれる金属によって遮熱性能や、ガラスの色が変わるのが特徴である。
  • 熱線反射ガラス(ねっせんはんしゃがらす)
    熱線反射ガラスとは、赤外線など長い波長の光線を反射するガラスを指す。 熱線反射ガラスは、ガラス表面に薄い金属膜をコーティングして製造する。チタン、ステンレス、クロム、すずなどが使用され、金属によって見た目の色合いや、遮熱の性能が変わる。 熱線反射ガラスは、赤外線を反射させることでガラス付近の温度を下げ、冷房設備の効果を高めたり、冷房設備の省エネルギーになる。 また、熱線反射ガラスは明るい方から暗い方は見えにくい性質を持つ。昼間の屋外から見るとガラスは鏡のように反射するが、屋内からは外の風景が見える。このハーフミラー効果は、デザインや昼間の視線の遮断などに使用され、オフィスビルや商業施設、公共施設などで多く用いられる。
  • ネット専用回線(ねっとせんようかいせん)
    ネット専用回線とは、電話回線とインターネット回線が一体化しておらず、インターネット回線のみを完備している回線を指す。 賃貸物件ではネット専用回線以外に、インターネット完備などと表示されていることもある。近年、テレワークやオンラインレッスン、定額制動画サービスなどの普及により、インターネットの利用率が向上している。自宅にインターネット回線が完備されていれば、プロバイダ契約をする必要もなく、入居したその日からすぐに利用できる。ただし、物件情報でインターネット対応と表示されている場合は、インターネット専用回線を備えていても、自分で回線工事をする必要があり、工事費用も負担しなければならない。
  • ネットゼロエネルギーハウス(ねっとぜろえねるぎーはうす)
    ネットゼロエネルギーハウスとは、住宅の省エネ性能を上げ、さらに太陽光発電などによってエネルギーを創ることにより、1年間に消費するエネルギー量を自宅で創るエネルギーが上回るもしくは同等にできる住宅を指す。 ZEH(ゼッチ)ともいわれ、「ネットゼロ」とは正味ゼロという意味である。ZEHを実現するには、断熱や省エネ設備などによる「省エネ」、太陽光発電などによる「創エネ」、蓄電池などによる「蓄エネ」に加え「HEMS」を活用し、使用エネルギーの「見える化」を行う。ZEHの建築にあたっては補助金制度を設けるなど、政府もZEHの普及を強力に後押ししていく方針を打ち出しており、「2030年には新築住宅の平均でネット・ゼロ・エネルギーを目指す」としている。
  • 熱可塑性樹脂(ねつかそせいじゅし)
    熱可塑性樹脂とは、加熱による軟化で変形が可能で、かつ変形後に冷却すると元に戻らない性質を持った合成樹脂を指す。ポリプロピレン・ポリスチレン・塩化ビニル樹脂・メタクリル酸メチル樹脂・ABS樹脂・ポリエチレン・ポリエステル樹脂などが挙げられる。成形加工ができるため、日用品から工業部品にいたるまで、多岐にわたって使用される。
  • 熱硬化性樹脂(ねつこうかせいじゅし)
    熱硬化性樹脂とは、加熱によって一度は柔らかくなるものの段々と硬化し、その後は温度変化を与えても柔らかくなることがない樹脂のことを指す。 ベークライトなどのフェノール系樹脂や、プラスチック食器などに使われるメラミン樹脂が熱硬化性樹脂にあたる。熱硬化性樹脂と反対に加熱によって液体化し、冷却することで固体化する樹脂のことを熱可塑性樹脂といい、ポリエチレンやポリプロピレンがこれにあたる。熱硬化性樹脂は溶剤や熱に対して強く、機械的強度も高いが、加熱すると硬化する性質があるため、一度加工したものは再利用することができない。
  • 熱損失係数(ねつそんしつけいすう)
    熱損失係数とは、建物の断熱性能を数値化した係数を指す。 一般的にはQ値と呼ばれており、値が小さい方が断熱性能は高くなる。室内外の温度差が1度の時、家全体から1時間に床面積1m2あたりに逃げ出す熱量のことで、建物の天井や床、外壁などから熱が逃げる量を合計し、それを延床面積で割ることで値を算出できる。単位はW/m2・Kである。熱損失係数を算出することで、住宅全体、建物各部の断熱性能を把握することができる。次世代省エネ基準では地域ごとに熱損失係数(Q値)の基準が定められている。
  • 熱伝導率(ねつでんどうりつ)
    熱伝導率とは、熱の伝えやすさを表す値を指す。国際単位系(SI)における単位はワット毎メートル毎ケルビン(W/m・K)で、表面温度差が1度あるときに、1m2当たりで1時間の間に伝えられる熱量を数値化したものである。値が大きいほど熱が伝わりやすいといえる。
  • 根抵当権(ねていとうけん)
    根抵当権とは、不動産の担保価値の貸出上限額範囲内で、複数回にわたり金銭の貸付と返済が可能な権利を指す。債権者が確実に債権を回収するために担保設定し、もし債務者が返済できなくなった場合にその担保である不動産を差し押さえて競売にかけることができる抵当権において、「上限額」と「債権の種類」、「債務者」を決め、この範囲内で何度もお金を貸し借りできる権利となっている。返済額がゼロになっても再度金銭の借入が可能であるため、当事者の合意なくして根抵当権は消滅しない。主に企業が事業資金の融資を受ける際に所有不動産に対して設定する。しかし近年は老後資金のひとつの手段となるリバースモーゲージで根抵当権を設定する場合が増えている。極度額(上限額)は担保評価額の110%で設定する場合が多い。
  • 眠り目地(ねむりめじ)
    眠り目地とは、タイルや石材などを貼る際に、同じ部材を密着させて継ぎ目(目地)の隙間をなくした仕上げ方を指す。 目地があることで製品の寸法の誤差や施工の誤差を調整できるが、眠り目地には誤差を受け止める逃げがないため、高い寸法精度が求められる非常に高度な張り方である。 レンガやタイルなどが手作業で作られていた時代には微妙なサイズのばらつきが出るのが当然だったため、目地で位置を調節するのが一般的だった。工場生産で均一な大きさの物が大量生産されるようになってからは、デザイン性を重視して目地を小さく、あるいはなくすようになった。タイルや石材以外に、化粧材も眠り目地にする場合がある。
  • 練付け合板(ねりつけごうばん)
    練付け合板とは、基材(ベニヤや合板)等に単板(天然木=ツキ板)を貼り合わせた木材を指す。 化粧ベニヤ、ツキ板合板ともいう。練付け合板に用いられるツキ板のほとんどは厚さ0.25mmで、極めて薄いため良好な乾燥状態で保存でき、合板形成をすることができる。反りや腐敗などの劣化を防ぎ、また貴重な天然木を節約しながら、より軽量で扱いやすい仕上げ材として活用されている。表面材の天然木の風合いで多様な個性や高級感を出すことができ、内装仕上げ材や家具などに用いられている。
  • 粘土瓦(ねんどがわら)
    粘土瓦とは、粘土を成形して乾燥した後、高温で焼き固めて作った屋根材を指す。粘土瓦には、作り方の違いによって陶器瓦、いぶし瓦、素焼き瓦の3種類がある。粘土瓦の特徴は耐用年数が長いことで、一般的には50年以上持つといわれる。そのため再利用もしやすく、屋根の修理も瓦1枚からできる。断熱性も高く、夏は涼しく冬は暖かい。遮音性にも優れ通常の雨音程度なら気にならない。塗装製品ではないので塗り替えの費用もかからない。
  • 燃料調整費(ねんりょうちょうせいひ)
    燃料調整費とは、電気料金に火力燃料価格の変動の差分を反映させる料金を指す。燃料調整費は算出された燃料費調整単価に、月々の電力使用量を乗算して算定される。事業者の効率化努力のおよばない燃料価格や為替レートの影響を外部化し、経済情勢の変化を出来る限り迅速に料金に反映させると同時に、事業者の経営環境の安定を図ることを目的としている。平均燃料価格が基準燃料価格を上回る場合は、プラス調整として燃料調整費が電気料金に加算される。逆に下回る場合は、マイナス調整として燃料調整費が電気料金から差し引かれる。基準燃料価格には上限が設けられているため、燃料調整費が一定の金額以上に値上がりすることはない。燃料調整費は電力会社からの検針票に記載されている場合が多い。
  • 燃料電池(ねんりょうでんち)
    燃料電池とは、水の電気分解の原理を応用し、酸素と水素を化学反応させ電気を作る装置のことを指す。 電池という名前だが、蓄電池や乾電池のように蓄えられた電気を取り出すものではなく、電気を作り出す発電装置に分類される。水素を燃料としているため、燃料供給インフラを整備する必要があるが、LPガスや都市ガスを活用できる家庭用燃料電池も開発されている。家庭用燃料電池の代表的なものとしてはエネファームがある。
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