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「に」から始まる用語一覧

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  • 2DK(にーでぃーけー)
    2DKとは、居室2部屋とダイニング・キッチン(DK)で構成される間取りを指す。 「DK」とは、「台所」と「食堂」の機能が1室に併存している部屋を指す。 不動産の表示において、2DKの表示を用いるときには、DKは6畳以上と基準が定められている。10畳以上では「2LDK」と表示される。畳1枚当たりの広さは1.62m2以上を基準としている。
  • ニードルパンチカーペット(にーどるぱんちかーぺっと)
    ニードルパンチカーペットとは、繊維を針で刺してフェルト状にした不識布のカーペットを指す。 切り口から糸がほつれないのが特徴で、厚さも3mm程度あることから、はさみ等でカッティングが自由にできることがメリットとされる。ニードルパンチカーペットは、価格が安いこともあり展示会ブースや演劇場、結婚式場など、イベント用の消耗品として利用されることが多い。
  • 2箇所降ろし(にかしょおろし)
    2箇所降ろしとは、1案件の引っ越しに対して荷物を降ろす場所が2箇所あることを指す。 2箇所降ろしが利用されるのは、引っ越しにともない大型の家財を人に譲る、新居に入りきらない家財をトランクルームに預ける場合などである。トラックに積み込んだ荷物の一部を新居に向かう途中で別の場所に降ろすといった作業となる。2箇所降ろしの料金は引っ越し会社によって異なるため、事前の申し込みと見積りの手配、またスタッフが降ろす場所を間違えないようにダンボール箱に印付けすることも必要である。
  • 2箇所積み(にかしょづみ)
    2箇所積みとは、1回の引っ越しで2箇所から荷物を積み込むことを指す。2箇所積みを利用するとトラック、スタッフの手配が1案件分のみでよくなるため、引っ越し料金は2軒分の引っ越しを別々に行う場合と比べて割安になるのが一般的である。主に結婚にともない同居する場合や、離れて暮らしていた家族と同居する場合に、2箇所積みが利用されることが多い。また、トランクルームなどに一部家財を保管している場合や、実家から荷物を運ぶ場合などにも利用される。基本的にトラック1台で2箇所を回り荷物を積み込むが、荷物の量によってはトラックを2台使い、引っ越し先で合流することもある。なお、2箇所で荷物を積み込み、住居とトランクルームなど2箇所に降ろす場合は、2箇所積み2箇所降ろしと呼ぶ。
  • II型キッチン(にがたきっちん)
    II型キッチンとは、コンロとシンクを分けて二列平行に配置したキッチンを指す。 セパレート型キッチンともいう。対してコンロとシンクを一列に配置したものはI型キッチンと呼ぶ。II型キッチンには壁付けキッチンと半島型のペニンシュラキッチンを組み合わせたもの、壁付けキッチンと壁から離れたアイランドキッチンを組み合わせたものがある。限られた空間でも、作業面積や収納スペースを比較的多くとることができるのが特長。2列間の間隔は、調理する人の人数に合わせて検討することが大切である。
  • 二級河川(にきゅうかせん)
    二級河川とは、一級水系以外の水系で公共の利害に重要な関係があるものに係る河川で、河川法による管理を行う必要があり、都道府県知事が指定(区間を限定)した河川である。 小さな河川が合流して大きな河川となって海に流れ込む。これら一群の河川を合わせた単位を「水系」という。 一級水系とは、国土保全上又は国民経済上特に重要な水系で、政令で指定されたものをいう。一級水系に係る河川のうち、河川法による管理を行う必要があり、国土交通大臣が指定(区間を限定)した河川を「一級河川」という。一般的には一級河川の方が二級河川より規模が大きい。
  • 2K(にけー)
    2Kとは、居室2部屋とキッチンスペース(K)で構成される間取りを指す。 不動産の表示において、2Kの表示を用いるときには、キッチンスペースは6畳未満が基準とされている。これより広いと「2DK」、10畳以上では「2LDK」と表示される。畳1枚当たりの広さは1.62m2以上を基準としている。
  • 二戸一(にこいち)
    二戸一とは、一棟の建物に独立した二つの住戸がつながっている連棟式住宅(テラスハウス)を指す。二戸の住戸の間で仕切りの壁を共有していて、壁がつながっている部屋には窓がないという特徴があり、建築基準法上では長屋扱いとなる。二戸一がある土地、敷地の権利は、戸建と同じように各住戸が独立して権利を持つ。二戸一は建築基準法上では一棟の共同住宅であり、マンションと同じく建て替えや大規模な修繕を行う場合には他の住戸の同意が必要となる。
  • 2号物件(にごうぶっけん)
    2号物件とは、建築基準法により定められた以下の条件に該当する高さ60m以下の大規模建築物を指す。 ・木造建築物で高さ13m超、もしくは軒高9m超のもの ・鉄骨造(S造)建築物で地上4階建て以上(地階を除く)。または地上3階建て以下で高さ13m超、もしくは軒高9m超のもの ・鉄筋コンクリート造(RC造)建築物・鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC造)建築物で高さ20m超60m以下 ・組構造(コンクリートブロック造、レンガ積造、石積造など)建築物、補強コンクリートブロック造建築物で地上4階建て以上 ・鉄筋コンクリート造(RC造)+鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC造)を併用する異構造建築物で高さ20m超 ・複数の構造(木造、鉄骨造、組構造、補強コンクリートブロック造など)を併用する異構造建築物で地上4階建て以上または高さ14m超、もしくは軒高9m超
  • 西向き物件(にしむきぶっけん)
    西向き物件とは、バルコニーなど住まいの最大開口部が西の方角を向いた物件を指す。 太陽の動きにより、西向きは午後から日没にかけて日照となる。この点から、強い日差しを日没まで受け続ける夏は暑さが夜まで続くため、エアコン温度を低く設定しがちになるなど、「西日」に関する懸念が課題となる。条件によっては紫外線カットフィルムや、遮光・遮熱カーテン、簾などでの対策が必要である。一方で冬場は暖かく、夜まで暖かさが続く、景観として夕日を楽しめる、洗濯物を干すのが遅くてもよく乾くなど、ライフスタイルによって評価されている点もある。物件の価格や家賃は日照時間などに左右されることがある。
  • 2次元CAD(にじげんきゃど)
    2次元CADとは、立体の形状を紙面など平らな場所に表現する製図ソフトウェアを指す。 手書きで行っていた製図をそのままコンピュータで支援するソフトウェアで、正面図・平面図・側面図など縦横の2軸で定義した視点からみたときの形状を図面に起こして表現する。機械・設備、建築・土木、アパレル、インテリアとあらゆる業界で使用されており、図面を作成する際は第三角法・第一角法の使い分けや、裏側の形状を点線で表現するなど作図ルールが細かく定められている。図面化そのものの難易度に加え、読み取る難易度も高いため、CADシステムの操作や管理をする場合には、利用技術者試験を経ることが多い。
  • 二重価格表示(にじゅうかかく)
    二重価格表示とは、実際に販売する価格と比較対照する価格の双方を併記することを指す。 これにより不動産取引をおこなう消費者を惑わせるおそれがあり、不動産の表示に関する公正競争規約で禁止されている。 具体例としては、旧価格3,000万円を新価格2,650万円で、キャンペーン期間中は15%引き、などの表示が挙げられる。 ただし、以下の場合は例外として認められる。 ・土地または建物について、過去の販売価格の公表時期、値下げの時期が明記されており、値下げの3カ月以上前に公表された価格、かつ、値下げ前3カ月以上にわたり実際に販売していた価格であること。また、値下げの時期から6カ月以内に表示していること ・一定条件に適合する相手に対する割引表示
  • 二重サッシ(にじゅうさっし)
    二重サッシとは、独立した窓が二重になっている窓を指す。二重窓、内窓などとも呼ばれる。 二重サッシにすることで、二枚の窓の間にできる空気層によって断熱性が高くなり、室外の温度変化の影響を受けにくくなる。室内の暖かな空気が直接外気で冷えた外窓に触れないので、内窓の結露が起こりにくくなる。また、気密性が向上するので防音効果も増す。
  • 二重窓(にじゅうまど)
    二重窓とは、外窓の内側に、さらに内窓を設置した窓を指す。 二重窓にはサッシが2枚設置されており、1枚のサッシにガラスが二重になっている複層ガラスとは形状が異なる。 外窓と内窓の間に空気層がうまれ、断熱効果や結露対策に優れることから、二重窓はもともと寒冷地で普及していた。しかし近年では防音効果にも着目され、交通量の多い道路の近くや線路周辺など騒音対策が必要な住宅にも広まっている。 また、二重窓はそれぞれのサッシに鍵が取り付けられていることから、ガラス破りや鍵のこじ開けなどに時間がかかるため、防犯対策にも効果的である。
  • 二重家賃(にじゅうやちん)
    二重家賃とは、賃貸住宅の住み替えの際に旧居と新居、両方の家賃を同時に支払う状態を指すことが多い。 例えば、解約予告日と転居日程のタイミングが合わないケース。賃貸借契約では解約を申し出る期日が定められている。1ヶ月と定めた場合は1ヶ月前に解約の申入れを行うことにより、契約を解約することができる。家賃は解約日まで支払うので、新居に1ヶ月内に転居した場合は家賃を二重に支払う期間が発生することになる。 そのほかにも、何らかの事情で複数の家賃を支払っている状態を指すこともある。
  • 二重床(にじゅうゆか)
    二重床とは、床を二重構造にする工法を指す。 床スラブの上にフローリングやカーペットを直接貼らず、緩衝材や支持ボルトなどで床スラブと床材の間に空間が作られ、床板が二重となる。 二重床の空間には給排水管やガス管などが通され、防振や遮音、断熱などの効果があることから、近年多くの集合住宅で二重床が採用されている。二重床の配管のメンテナンスや、リフォームが行いやすいなどの特徴がある。 二重床の種類には根太床、置き床、浮床などがある。
  • 24時間換気システム(にじゅうよじかんかんきしすてむ)
    24時間換気システムとは、住宅内に設けられた給気口から新鮮な外気を取り入れつつ、室内の空気を外に排出する24時間制の換気システムを指す。 各個室に取りつけた換気扇によって、効率的に換気を行なうシステムや、天井裏に設置した換気ユニットとダクトによって換気を行なうシステムがある。2003年、シックハウス対策を目的とした建築基準法改正により、原則としてすべての建築物に設置が義務化された。
  • 24時間管理(にじゅうよじかんかんり)
    24時間管理とは、都市型マンションなどの物件を24時間体制で管理するシステムを指す。 エレベーター内に防犯カメラを設置したり、ガス設備とエレベーターに地震対応システムを導入するなど、警備会社や管理人が、24時間体制で管理・監視している。住人にとって、より安心感が持てる。管理システムにはおもに3種類ある。管理人・警備員などの人による管理システム、監視カメラや防犯センサーを使って、警備会社のセキュリティセンターが遠隔で監視・対応を行うシステム、それらを併用する場合もある。
  • 24時間緊急通報システム(にじゅうよじかんきんきゅうつうほうしすてむ)
    24時間緊急通報システムとは、火災、ガス漏れ、設備の故障などの緊急事態発生時に、防犯カメラ、火災センサー、非常ボタンなどが24時間作動して異常を監視・感知し、管理会社や警備会社に通報されるシステムを指す。24時間セキュリティシステムともいう。 集合住宅や分譲住宅に広く導入され、居住者の安心安全を24時間365日見守る。高齢者の一人暮らしにも対応する高齢者見守りサービス、救急通報サービス、電話健康相談サービスなども提供される。
  • 24時間ゴミ出し可(にじゅうよじかんごみだしか)
    24時間ゴミ出し可とは、集合住宅においてゴミ出しの時間規定がなく、24時間いつでもゴミを出せることを指す。 一般的には各市区町村によって捨てられるゴミの種類や収集日・時間、分別方法などがそれぞれ決まっており、集合住宅内でも細々としたゴミ出しの規則がある。 近年の傾向としては大型マンションなどで、敷地内に個別にゴミステーションを導入し、24時間ゴミ出しが可能なケースが増えている。
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