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「か」から始まる用語一覧

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  • カーシェア付物件(かーしぇあつきぶっけん)
    カーシェア付物件とは、敷地内もしくは近隣エリアにカーシェアリングステーションがあり、住民がカーシェアリングサービスを利用できる物件を指す。 人によって車を使う間帯が異なることや、駐車場代・車検代・保険料・自動車税などを抑えられることなどから、カーシェアリングサービスのニーズが増えている。事前に登録すれば、レンタカーに比べて手続きが簡単に済む。カーシェア付物件ならわざわざ出向くことなく自宅などから車に乗れるため、カーシェア付物件のニーズも高まっている。
  • カースペース(かーすぺーす)
    カースペースとは、自動車を駐車するスペースで、柱や屋根のないものを指す。床はコンクリートやインターロッキングなどで舗装されていることが多い。所有する自動車の大きさや特徴に合わせるほか、ドアの開閉など左右にもスペースの余裕が必要である。 なお、簡単な屋根が付いているものはカーポート、屋根・壁・床で囲まれているものはガレージという。
  • カーテン(かーてん)
    カーテンとは、遮光や防音、目隠しなどのために室内に吊り下げて使用する布を指す。 一般的なカーテンは、ドレープカーテンという厚手カーテンの総称であり、他にレースカーテンという薄手カーテンがある。さらに、室内を見えにくくするミラーレース、やわらかい手触りが楽しめるボイルレースやアコーディオンカーテンという部屋の間仕切りを目的にしたカーテンなどがある。カーテンを窓側に設置する場合は、ドレープカーテンとレースカーテンを重ねて使用する。窓やガラスドアと同じ寸法にカットされた二枚布を真ん中で合わせ、使わないときにはタッセルと呼ばれる束ね用の布を使い、端のカーテン留にまとめておくといった使用が一般的とされる。
  • カーテンレールボックス(かーてんれーるぼっくす)
    カーテンレールボックスとは、カーテンを開閉するうえで必要なレールやフックなどを保護するボックスを指す。 いくつかの種類があり、レールを上からカバーする形のものが多いが、天井に埋め込むことによって部屋をよりすっきりと見せることができるものもある。カーテンレールボックスは、カーテンの開閉に必須というわけではないが、レールからの光漏れや熱の漏れなどを防止できるため、遮光性や省エネ効果を高めることができる。また、窓やカーテンの周りをすっきりと見せ、空間を引き締める効果が期待できる。
  • カードキー(かーどきー)
    カードキーとは、専用のカードを使って施錠・解除を行う鍵を指す。 大きく2種類に分かれ、1つは磁気やICチップがカードの中に内蔵されていてセンサーにかざすタイプのもの。2つ目は物理的に穴の開いたカードを差し込み口に入れて、ドアノブを回すことで施錠・解錠できるものである。 かさばらず持ち運びがしやすいほか、通常の鍵に比べてピッキングされにくく、合い鍵も作りにくいため防犯性が高いという特徴がある。
  • カーペット(かーぺっと)
    カーペットとは、繊維で構成された敷物を指す。 インテリアの敷物として使用されるだけでなく、足音や物を落とした音を吸収したり、足元からの冷気を遮断して保温性を高めたりする機能もある。さらに、転倒時の衝撃などから身を守る目的としても利用される。代表的なものにトルコ絨毯、中国の緞通、イギリスのアクスミンスター・カーペット、ウィルトン・カーペット、ペルシア絨毯などがある。
  • カーボンヒーター(かーぼんひーたー)
    カーボンヒーターとは、炭素繊維に電気を流して遠赤外線を発生させる仕組みの暖房器具を指す。コンパクトなサイズのものが多く、首振り機能や転倒オフ機能が付いているものも見られる。 遠赤外線の効果により近距離に熱が伝わりやすく、しかも体の芯から温められるが、近づき過ぎると衣類が焦げたり、埃に引火する恐れもある。また部屋全体の温度は上がりにくいが、空気を汚さないため換気の必要はない。遠赤外線の放射量で計算すると同じ温度にするまでにハロゲンヒーターと比べて電気代が安く済む。狭い空間で局所的に温めることに適した暖房機器である。
  • カーポート(かーぽーと)
    カーポートとは、屋根と柱のみで構成された壁のない駐車場を指す。壁で覆われているガレージと区別して使われる。車を停めた際に車の横や後ろに壁がないので、乗り降りや荷物の積み下ろしがしやすいのが特徴である。また、ガレージはドアを開けても壁にぶつからないようにスペースを確保しなければならないが、カーポートなら近くに障害物がなければ開けることができるので、ガレージより狭いスペースに設置することが可能である。カーポートは建築面積の対象になるが、一定の条件を満たせば、面積の一部を参入しなくても良いという緩和措置を受けられる場合がある。
  • 開孔率(かいこうりつ)
    開孔率とは、パンチング加工により打ち抜いた開孔部の、パンチングメタルの全体面積に占める割合を指す。パンチングメタルとはアルミ・鉄・ステンレスなどに金型を使って孔あけ加工(パンチング加工)を施した金属材料である。開孔率はパーセントで表され、用途や目的により異なる。孔をあけることで、金属の強度を活かしつつ軽量化したり、あけた孔から光や風、音などを通したり、装飾性・デザイン性を持たせたりといった機能性を考えて開孔率は決められる。こうしてつくられたパンチングメタルは、外装パネルやバルコニー手すり、サイン・看板、天井パネル、壁面パネルなど、多くの建築分野で使用されている。
  • 改質アスファルトルーフィング(かいしつあすふぁるとるーふぃんぐ)
    改質アスファルトルーフィングとは、屋根仕上げの下葺き材の1つで、性能を高めた防水シートを指す。 合成繊維不織布などの繊維基材に、改質アスファルトを塗布して、粘着防止の砂や石粒を散布している。改質アスファルトは、アスファルトに合成樹脂や合成ゴムを添加したもので、低温下でも折れたり切れたりしにくい「低温可とう性」、釘穴まわりの浸水を防ぐ「釘穴シール性」などが向上する。耐久性にもすぐれ、気温変化や外力による変形に強い。
  • 界床(かいしょう)
    界床とは、マンションやアパートなど階層構造をもった共同住宅において、上下の階の間に位置している床を指す。共同住宅の性質上、他世帯との境にあるものなので、一定以上の遮音性能や耐振動性能、耐火性などが求められる。界床の性能が不十分な場合、騒音等のトラブルの原因となる可能性がある。耐火性能に優れており、火災時に延焼防止の効果が期待できるため、住宅性能表示制度において耐火等級の評価項目となっている。
  • 介助用標準型車イス(かいじょようひょうじゅんがたくるまいす)
    介助用標準型車イスとは、移動の操作を介助者が行って走行するタイプの車イスを指す。JIS規格では、前輪がキャスターで後輪のハンドリムは付いていないものを指す。介助者が後ろから操作することを前提に作られており、ブレーキの位置も介助者が使う前提で後輪の後方についているものが多い。自走用に比べて後輪の直径が小さく、軽量で介助者が操作しやすくなっている。
  • 階高(かいだか)
    階高とは、建物の各階の高さを表し、対象となる階の床面から一つ上の階の床面までの1階分の高さを指す。 フロアラインから上階あるいは下階のフロアラインまでの高さのことで、室内の天井の高さを表す天井高と違い、下の階の床スラブの上面から柱や梁、天井部分にあたる床スラブの厚さまで入れた高さのことである。マンション等で階高が高い建物は、床スラブを厚くしたり、二重床や二重天井にある程度の高さを設けたり、天井高を高くするなどの変更がリフォーム等で可能な場合が多い。
  • 階建て(かいだて)
    階建てとは、建物全体の階層の数を指す。英語では「story」が建物全体の階層数、「floor」は〇階部分を意味する。階とは床で仕切られた空間の層を意味する。 2階建て以上の建物で部屋(フロア)の位置を示す場合は「地上〇階建ての△階部分」と表示される。階数は、地上と地下で分けて表示するのが一般的である。地上階数は地盤面(立面図の地盤線)より上の層をカウントする。地階は、床が地盤面より下にある階のうち、床面から地盤面までの高さが天井高の3分の1以上の階を言う。屋上にある塔屋、地下にある機械室など、床面積が建築面積(水平投射面積)の8分の1以下の場合は階数にカウントしない。 なお、ある階の床上端から上の階の床上端までの高さを「階高(かいだか)」と言う。
  • 階段(かいだん)
    階段とは、道路や広場あるいは建築物において、上下の階を昇降するための段形の通路を指す。通路としての機能のほかに、建築や街を設計するうえで必要な役割も担う。階段は形状によって、らせん階段・屈折階段・折れ階段・直(進)階段・まわり階段などがある。建築基準法では住宅の階段(共同住宅の共用の階段を除く)においては踏み面の寸法が15cm以上、蹴上げの寸法が23cm以内、内法寸法(階段の幅のこと)75cm以上と定められている。
  • 階段下収納(かいだんしたしゅうのう)
    階段下収納とは、階段下にできるデッドスペースを有効に利用した収納スペースを指す。階段下収納は階段の傾斜が天井部分となるため、スペースの形は直方体とはならない。 リフォームなどで階段下収納を設置した後も、階段上の人の昇降に支障がないよう、階段強度が保たれている必要がある。
  • 階段室型(かいだんしつがた)
    階段室型とは、隣り合う2戸で1つの共用階段を持ち、各住戸が直接階段室に出入りできる集合住宅の住棟形式を指す。 1960年代の公共住宅に多くみられる、中・低層の集合住宅向きの住棟形式である。階段室型には、廊下がないことにより、窓の外側を歩く人がいないためプライバシーを確保できる、2面にバルコニーを設けることにより、通風や採光を確保できるため快適性が高い、2戸で1つの階段を使うことから、ほかの居住者が出入りすることがなく、不審者が入りにくいため防犯性に優れる、などのメリットがある。また、階段室型にエレベーターが設けられているマンションもある。
  • 海中公園地区(かいちゅうこうえんちく)
    海中公園地区とは、熱帯魚、サンゴ、海藻その他の生物や海底地形が特に優れている地域の海中景観を維持するため、国立公園、国定公園内の海域に指定された保護地区を指す。自然公園法により定められている。 該当する場所では、建築物、工作物の建築や宅地の造成、海底の形状を変更すること、土石採取、環境大臣が指定する熱帯魚・珊瑚等の捕獲、物の係留、広告物の掲出について、環境大臣あるいは都道府県知事の許可が必要とされる。
  • 海中特別地区(かいちゅうとくべつちく)
    海中特別地区とは、自然環境保全地域内の海域の中で、特に保全を図る必要があるとされる海域を指す。 この特別地区は自然環境保全法の第27条に基づき環境大臣によって指定された。 海中特別地区内では工作物の建築、海底の形状変更、サンゴ等動植物の採取など自然環境を改変する行為は、環境大臣の許可が必要となる。 日本では、世界最大のアザミサンゴの生息地である沖縄県の崎山湾自然環境保全地域に唯一指定されている。なお、2009年の自然環境保全法改正に伴い、海中特別地区は海域特別地区へと名称が変更された。
  • 回転窓(かいてんまど)
    回転窓とは、ガラス戸の中心を軸として、180度回転させることができる窓のことを指す。水平軸でガラス戸を上下に動かす横軸回転窓と、垂直軸でガラス戸を左右に動かす縦軸回転窓で構成されている。密閉性や気密性・水密性が高いこと、回転角度で風通しを調整できることが特徴である。高層建築物などで使用されることが多い。
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