「り」から始まる用語一覧
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リーディングライト(りーでぃんぐらいと)
リーディングライトとは、主に手元で作業をする時の小型の照明として利用される照明器具を指す。主に壁面に取り付け、コンセントにつないで使用する。壁面だけでなく、ベッドのヘッドボードに取り付けて読書灯として使用することもできる。置き型タイプの読書灯と比べ、照らす範囲が部分的であるため消費電力を抑えることができ、設置スペースを必要としないことが特徴である。本体の角度を細かく調整する機能がついているタイプも多く、自分の照らしたい箇所を照らすことができる。
陸屋根(りくやね、ろくやね)
陸屋根とは、ほとんど勾配がなく、フラットな屋根の形状を指す。「ろくやね」とも読む。
陸とは水平や平坦という意味であり、平屋根とも呼ばれる。
ビルやマンションなどの高層建築物に用いられることが多く、屋上施設やヘリポートなどを設置することができる。
他に、寄棟屋根、切妻屋根、半切妻屋根、片流れ屋根、入母屋屋根、方形屋根などの屋根形状がある。
リクライニングソファ(りくらいにんぐそふぁ)
リクライニングソファとは、背もたれ部分を倒して、角度を段階的に調節できるソファを指す。
一般的に、ゆったりと座ってくつろぐために使われる。種類によって、リクライニングできる部分や程度が異なり、角度の調整が電動のものと手動のものがある。
背もたれと同時に、座面の傾斜角度が変わったり、足を乗せられるフットレストが出るものや、中には、背もたれを完全に倒すことができ、簡易ベッドとして使用できるものもある。
リクライニングチェア(りくらいにんぐちぇあ)
リクライニングチェアとは、背もたれ部分を倒して、角度を段階的に調節できる椅子を指す。
種類によって、リクライニングできる部分や程度が異なり、角度の調整が電動のものと手動のものがある。
オフィスや仕事部屋で使用されるものには、背もたれ部分のみがリクライニングできるもの、首や肩への負担を軽減できるように、アームレストがついているもの、背骨のS字カーブを支える形状のものなどがある。
ゆったりと座り、くつろぐ目的で使用されるものには、背もたれと同時に、座面の傾斜角度が変わったり、足を乗せられるフットレストが出るものなどがある。
リクライニングローソファ(りくらいにんぐろーそふぁ)
リクライニングローソファとは、背もたれ部分を倒して、角度を段階的に調節できるローソファを指す。
ローソファとは、座面高が約30cm以下の床から座面の距離が近いソファを指す。メーカーによっては、床に直接置くフロアソファもローソファに含める場合がある。
リクライニングローソファは、リクライニング機能により、ゆったりと座ってくつろぐことができ、中には背もたれを倒し、ソファベッドとして利用できるものなどもある。
座面が低いことで部屋の壁面を大きく見せる効果があり、空間を広くすっきりとしたものに感じさせることができる。また、座面と床が近いため、落下してケガをするリスクが軽減する。
リサイクル建材(りさいくるけんざい)
リサイクル建材とは、建造物の建替えや取り壊し、リフォームなどで発生する建築系廃棄物を原材料として再利用、再製品化された建築資材を指す。建設リサイクル法が制定されたことにより、最終的に処分される建設系廃棄物の量を削減し、建築資材へと循環されるようになった。具体例としては、工場用廃材を再利用し作られた塗り壁材、瓦の廃材や廃ガラスなどから作られたタイルや、廃プラスチックを使用した内装材や建材などがある。さらにマンションの解体時に発生したコンクリート塊などの廃材を、他の団地の擁壁や道路等に再利用した例もある。
リシン吹き付け(りしんふきつけ)
リシン吹き付けとは、砂壁状の材料を吹付ける仕上塗装を指す。
砂状の骨材とセメントペーストに顔料を加えた無機リシンとアクリル樹脂に砂利状の骨材を加えた有機リシンとがある。
リシンガンと呼ばれるスプレーガンを使ってモルタル下地などが硬くなる前に吹き付けることで、表面がザラザラとした粗めのテクスチャーに仕上がる。
リシン吹き付けは通気性に優れ、湿気を放出しやすいことから、外壁塗装などに用いられることが多い。
リゾートマンション(りぞーとまんしょん)
リゾートマンションとは、観光地や避暑地、海岸沿い、スキー場など、いわゆるリゾート地に建てられたマンションを指す。リゾート使用を目的とした、区分所有の分譲マンションである。主にセカンドハウスとして利用されることが多いが、退職後の定住用などとして購入されることもある。
プールや温泉大浴場、テニスコートなど共用施設が充実しているものも多く、そのようなマンションは一般的に管理費が高めである。
立水栓(りっすいせん)
立水栓とは、柱状の屋外水栓設備を指す。庭木の水やりや洗車、掃除など、主に屋外で水を使用する際の給水に使われる。地面埋め込み型の散水栓と比べ、立水栓は高い位置に蛇口があり、子どもから高齢者まで誰にでも使いやすい。
以前は実用性重視でコンクリートそのままの無機質なものが多かったが、現在ではエクステリアの一部として扱われるデザイン性に優れた製品も増えている。
立体式駐輪場(りったいしきちゅうりんじょう)
立体式駐輪場とは、上下の空間も利用してより多くの自転車を収容できるようにした駐輪場を指す。バイク置き場を併設している施設もある。
立体式駐輪場には、2段式サイクルラック、階層式駐輪場、地下駐輪場、全自動機械式駐輪場などの形がある。
立体式駐車場は、平置きの駐車場に比べるとより多くの自転車が収容できるため、繁華街や駅の近くで多く見られる。特に駐輪スペース不足で放置自転車が多い場所などで有効である。
立体駐車場(りったいちゅうしゃじょう)
立体駐車場とは、立体化・多層化された駐車場を指す。
駐車方式によって大きく自走式し機械式の2つのタイプに分けられる。自走式立体駐車場は、運転者が運転して駐車を行うタイプである。広い土地が必要なので公共施設や大型商業施設などに適している。各階がスロープで連結されたフラット式、半階分ずつずらした構造のスキップ式、緩やかな勾配の駐車スペース兼昇降スロープで構築された連続傾床式に分類される。また機械式駐車場は駐車装置を操作することにより、エレベーターのように車の入出庫を行うタイプである。狭い土地でも有効に活用することができる。車を乗せたパレットが移動するタワー式と、2段あるいは3段以上に搬器を配置し、スペースが多層化された二段・多段式がある。
立地(りっち)
立地とは、不動産においては物件の場所や位置を指す。
例えば、東京駅まで電車で30分の立地のよさなどと言うように、周辺環境の良さ、日当たり、スーパーや病院などの生活に必要な施設の数、周辺の交通機関の発達度合いにより良し悪しを考えることが多いので、借りる家や購入する家を決める際に立地は重要となってくる。
リネストラランプ(りねすとららんぷ)
リネストラランプとは、直管型の白熱電球を指す。
ガラス球の端まで連続発光するフィラメントを使用したスリムな棒状の白熱電球で、取り付けられる場所は限られるが、温かい帯状の光が印象的なデザイン性の高いランプである。取り付ける口金もちょうど隠れる形状に作られており、すっきりとしていて照明を点灯させると発光体だけに見える。現在、白熱電球は製造中止になっており、LEDタイプのリネストラランプに移行している。
リネン(りねん)
リネンとは、亜麻の繊維を原料とした織物を指す。
亜麻の繊維は、亜麻科の一年草で、今から約8000年前から使用されている人類最古の繊維と言われている。住宅、ホテル、病院などの分野で広い意味で使われるリネンは、シーツ・タオル・着衣・テーブル掛けなどの布製品の総称を言う。
リネン類を収納する建物内の場所としては、ホテルや病院では独立した部屋を充てる「リネン室」、住宅では浴室につながる洗面脱衣室内に設けた「リネン庫」がある。
リネン庫(りねんこ)
リネン庫とは、洗面所や脱衣所の収納スペースを指す。家庭内で用いるテーブルクロスやシーツ、タオルなどの多くが麻製だったことから、亜麻布を意味するリネンにかけて、それらをしまう場所をリネン庫というようになった。一般的には、洗顔や入浴の後に使用するタオル、下着、夜着などを収納しておくためのスペースで、湿気を防ぐ扉を備えたものもある。近年のマンションや新築の一戸建てには、あらかじめリネン庫を設置しているケースも増えており、洗面所の壁や洗濯機の上部の空いたスペースなどに設置されることが多い。
リネン室(りねんしつ)
リネン室とは、ホテルや病院で、シーツ・タオル・着衣などのリネン類を収納する部屋を指す。
住宅では独立した部屋を充てるケースは少なく、浴室につながる洗面脱衣室内に「リネン庫」を設けるのが一般的である。住宅内のスペースが限られる場合は、壁面収納や洗濯機周りの釣り戸棚、リネン庫付き洗面台などを選ぶ方法がある。広さに余裕がある一戸建てでは、洗面室続きのユーティリティスペースに設けた間取りも多い。リネン庫を設けることで、雑然としがちな洗面室がすっきりして片付けやすくなる。
リネンフォールドパネル(りねんふぉーるどぱねる)
リネンフォールドパネルとは、リネンの畳み目に似た装飾デザインの家具や壁面のパネルを指す。リネンフォールドパネルの歴史は古く、ゴシック様式の頃からヨーロッパの家具や室内装飾のために使われている。波打つような美しい装飾で、かつ木目の持ち味を存分に生かすことができるため、現代でも多く用いられている。このパネルに用いられる木材は、オークなどの堅木が多い。
リノベーション(りのべーしょん)
リノベーションとは、主に既存の建物に新たな価値を生み出す大規模な改修を指す。
例として耐震工事、間取り変更、減築などがあげられる。似た用途で使われる「リフォーム」は建物の経年劣化に対する修復を指すことが多く、「リノベーション」に比べて小規模な工事を指す場合が多いが、明確な規定はない。
リノリウム床材(りのりうむゆかざい)
リノリウム床材とは、主原料であるアマニ油に、天然色素、松脂、木粉、石灰岩やコルク粉などの天然材料を混ぜ合わせたジュートという麻でできた布に圧着して製造された床材を指す。
天然成分で作られているため、有害物質が発生しないことや、主原料が亜麻仁油のため、抗菌作用があることがメリットである。また、耐久性の高いリノリウムは、傷や凹みがつきにくいため、床材、テーブルの天板、椅子の座面などに適している。発火する温度が非常に高いため、燃えにくい特性もある。
リバーサイド(りばーさいど)
リバーサイドとは、川沿いを意味し、川辺や河岸など水に近い場所を指す。
河川周辺に建てられた物件は、リバーサイドマンションやリバーサイドハウスと呼ばれることが多い。
川側が開けていることで、日当たりが良く、見晴らしが良い。また、窓からの川風や、河川敷の樹木からの気化熱によって夏でも比較的快適に過ごすことができる。