魅力度(都道府県)トップは、3年連続で福岡県
3年連続で福岡県が1位に輝きました。2位は2年連続で神奈川県、3位は東京都(昨年5位)、4位は京都府(昨年3位)、5位は兵庫県(昨年4位)となっています。福岡県は、居住者評価では2位、非居住者評価では1位です。居住者評価では「行政サービス」や「物価家賃」で2位の評価を得ています。一方、非居住者評価では、「仕事で行ってみたいと思う」1位、「住んでみたいと思う」「住みやすそう」「食べ物がおいしい」で2位と評価が高くなっている他、「買い物や飲食、娯楽が楽しめる」の評価項目では3位です。3位の東京都は、居住者評価は1位ですが非居住者評価は11位です。居住者評価・非居住者評価ともに1位の項目が47都道府県で最も多いものの、居住者評価の「静かさ治安」「物価家賃」などの項目、非居住者評価の「住みやすそう」「自然が豊か」「景勝地や温泉が多い」などの項目に関する評価が低く、街の魅力度としての全体順位を下げています。
- 非居住者評価は、回答者の居住都道府県以外の都道府県をランダムに表示し、一人につき一つの都道府県について回答するよう制御しています。
- 街の魅力を発信することを目的としているため、41位以下の順位は公開していません。
- 居住者評価・非居住者評価の各項目は、下記回答の平均値から順位付けしています。【居住者評価】「居住満足度(住みここち)」・「建物満足度」・「住み続けたい」の項目は「そう思う」:100点から「そう思わない」:0点までの5段階評価、「因子分析」は因子分析の結果、「幸福度」は1点(非常に不幸)から10点(非常に幸福)までの10段階評価【非居住者評価】「経験・関係」は2段階評価(はい・いいえ)、「認知」、「希望」、「評価」は「そう思う」:100点から「そう思わない」:0点までの5段階評価。
- 30項目の評価項目の評価点数・正規化点数(偏差値)の平均を用いると特定項目で突出した値があった場合にその影響が非常に大きくなり、事実上項目に上乗せされるため、順位平均でランキングを作成しています。
183,727名は
どうやって評価した?
全国47都道府県(対象自治体1,890)居住の20歳以上の男女、2024年(183,727名)を対象に集計。居住者評価の「居住満足度(住みここち)」・「因子分析(生活利便性因子〜防災因子までの8因子)」・「建物満足度」・「幸福度」・「住み続けたい」の計12項目と、非居住者評価の経験・関係(5項目)、認知(2項目)、希望(3項目)、評価(8項目)の計18項目、合計30項目のそれぞれの順位の平均を元にランキングを作成しています。
福岡県はビジネス拠点でもあり、商業施設が充実している福岡市がある一方、程よく自然もあり、食べ物が美味しく、暮らしやすい地域です。なお、住みたい街(自治体)ランキングでは、福岡県の県庁所在地である福岡市が、昨年に引き続き全国1位となっています。