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「き」から始まる用語一覧

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  • 規約共用部分(きやくきょうゆうぶぶん)
    規約共用部分とは、管理組合が規約によって指定した、本来は専有部分となる集会所や管理事務所といった区分所有建物の共有部分を指す。 対して、建物玄関、エレベーター、階段、配管など建物の構造上、区分所有全員が利用する部分は「建物の区分所有等に関する法律」に定められた法定共有部分にあたる。
  • 規約敷地(きやくしきち)
    規約敷地とは、区分所有法という建物の区分所有等に関する法律で定められた、区分所有建物の敷地とされた土地を指す。区分所有者が建物と建物がある土地とを一貫して管理・使用する土地のことで、建物と同じ敷地でない駐車場や通路、庭園などが該当する。仮にマンションと駐車場や庭園が数十から数百m離れていたとしても、規約敷地として設定できる。法廷敷地である区分所有建物の敷地と同様に区分所有者の共有とされ、原則として専有部分と分離して処分することはできない。
  • QOL(きゅーおーえる)
    QOLとは、生活の質や生命の質を意味する「Quality Of Life」の頭文字を取った言葉で、生活の豊かさを尺度として捉える概念を指す。 QOLは高低で表され、特に医療や介護・福祉などの領域で近年重要視されている。その人が自分らしく生きていると感じられるようにすることをQOLの向上、その人が日常生活に苦痛を感じている状態をQOLの低下と表現する。 QOL低下の要因は、加齢や病気による運動能力の低下や、社会的な孤立など様々である。QOLはその人の主観的な満足感によるものであるため、客観的な測定はできない。そのためQOLの評価には、本人の思いを尊重することが重要である。また、QOLを向上させる方法については、本人が何を大切に思っているか、何をもって幸せと感じるかを軸に考えていくことが大切である。
  • 吸音材料(きゅうおんざいりょう)
    吸音材料とは、音を吸収する効果が高い素材を指す。音には人の声のように空気振動で伝わるものと、マンションで上階の足音が聞こえるように床材など固体を伝わるものがあるが、一般に吸音材料といえば、主にこの空気振動で伝わる音を吸収するものをいう。 吸音材料には、ウレタンスポンジ、フェルト、グラスウールなどコストパフォーマンスに優れたものがあり、幅広い用途に使われる。音の共鳴現象を利用したパンチングメタルや有孔ボードや、振動吸収を目的とした膜状のシートやフィルムなどもある。また、軟質ウレタンも吸音材料として大変ポピュラーであり、加工性に優れていて取扱業者も多い。
  • 給気(きゅうき)
    給気とは、室外の空気を室内に取り入れることを指す。 快適な住環境を保つ換気は、空気を取り入れる給気と、空気を外へ出す排気で成り立っている。そのため、排気性能を重視し、給気性能をおろそかにした場合、換気性能が落ちたり、室温の維持が難しくなったり、扉の開閉が重くなったりする恐れがある。 換気は窓などを開けて行う自然換気と、機械換気の2種類に分けられる。しかし、現代の建物は、気密性が高いため自然換気が難しい場合がある。そのような場合、部屋に排気設備を設けると共に、天井給気口や壁面給気口など、給気設備を設置することが望ましい。
  • 急傾斜地崩壊危険区域(きゅうけいしゃちほうかいきけんくいき)
    急傾斜地崩壊危険区域とは、がけ崩れ対策のために、都道府県知事が急傾斜地法に基づいて指定した区域を指す。 急傾斜地とは傾斜度が30度以上の土地を言う。急傾斜地崩壊危険区域に指定されるのは、急傾斜地のうち高さが5m以上で、崩落したときに、5戸以上の人家または官公署・学校・病院などの公共施設が被害を受けるおそれがあると判断された場合である。急傾斜地崩壊区域に指定されると、切り土、盛り土、掘削、立木の伐採、土石の採取や集積などを行う場合に、原則として都道府県知事の許可が必要となる。 また、不動産の取引(売買・賃借・交換)を行う場合、宅地建物取引業者は重要事項説明で指定の有無を説明しなければならない。
  • 救助袋(きゅうじょぶくろ)
    救助袋とは、火事などの災害の際に、2階以上の窓や屋上から避難するために筒状の中を滑り降りる袋を指す。 救助袋には、垂直式救助袋と斜降式救助袋の2種類があり、垂直式救助袋は、壁に添うような形で設置できるため、設置場所が狭くても使用できる利点がある一方で、先に降りた人が袋から出ていないと次の人が降りられない。斜降式救助袋は、約45度の角度で設置するため連続降下が可能だが、設置場所や避難空地を広く取る必要があり準備に多少時間がかかる。 また、救助袋は消防法によって点検が義務付けられており、いざという時に安全に使用できるよう専門業者に依頼して点検することが望ましい。
  • 給水(きゅうすい)
    給水とは、飲料水や生活用水を建築物やその中の各部屋に供給することを指す。 給水は、日常生活における重要なライフラインであり、配水管、給水管、蛇口、止水栓、水道メーターといった給水装置を必要とする。 建物に対して給水を行う場合は、貯水槽水道方式受水槽給水方式と、直結給水方式といった方式が用いられる。いずれの方式を選ぶかは、用途や給水位置の高さ、必要とする水量、維持管理の方法などによって異なる。
  • 給水装置(きゅうすいそうち)
    給水装置とは、配水管から分かれて、各家庭に水を配る給水管や止水栓、メーターボックス、じゃ口などの給水用具の総称を指す。給水装置は水道水を使うための装置なので、汚染や漏水を防ぐため、構造や材質の基準が水道法により定められている。ビルなどで水道水を受水槽にいったん貯めてから給水する場合は、配水管から受水槽までの注入口までが給水装置と定められている。また、給水装置を受水槽やプールなど汚染の恐れがあるものと直結してはいけないと定められている。取り扱いは、給水装置工事主任技術者の資格が必要となる。
  • 給水方式(きゅうすいほうしき)
    給水方式とは、水道管から供給される水を、建物の各階・各住戸へ送る方法・装置のことを指す。 給水方式には大きく4つの方法がある。 (1)直圧直結給水方式は、水道本管から送られてくる水圧を利用して給水する方式で、配水管から直接送られるため、定期的な保守管理が不要となる (2)受水槽給水方式は、水道本管から送られてくる水を受水槽に貯め、加圧ポンプで各住戸に給水する。安定した水圧を得ることができ、断水時にも一定量の水を確保しやすい。 (3)高架水槽給水方式は、中高層の建物の屋上に貯水タンクを設置して給水する。水道本管からポンプを使って屋上の貯水タンクに水を送り、重力によって建物内に給水する。 (4)増圧給水方式は、水道本管の水圧に加え、増圧ポンプで圧力をかけて給水する方法である。増圧されているので高層階にも給水でき、建物の屋上に貯水タンクを設置する必要がない。
  • 旧耐震基準(きゅうたいしんきじゅん)
    旧耐震基準とは、建築物の設計において適用される地震に耐えることのできる構造の基準で、昭和56年(1981年)年5月31日までに確認申請を受けた建物に適用されていた基準を指す。これに対して、その翌日以降に適用されている基準を「新耐震基準」という。旧耐震基準は、震度5強程度の揺れでも建物が倒壊せず、破損したとしても補修することで生活が可能な構造基準として設定されていたが、新耐震基準は、震度6強~7程度の揺れでも倒壊しないような構造基準として設定されている。
  • 給湯器(きゅうとうき)
    給湯器とは、水を温めてお湯にし、家中に供給するための機器を指す。お湯を沸かすための燃料として、都市ガス、プロパンガス、石油、灯油、電気などを使用する。 給湯器は、機能によっていくつかの種類に分けられる。給湯専用機はキッチンやお風呂などの蛇口からお湯を出す機能に絞ったもので、お湯の温度調整は水を混ぜることで行うことが多い。風呂給湯器は、蛇口からお湯を出す機能に加えて、お風呂を自動で沸かしたり、追い炊きなどができる。給湯暖房用熱源機は、風呂給湯器の機能に加えて、床暖房や浴室暖房乾燥機能が使用できる高機能な給湯器を指す。
  • 吸入性アレルゲン(きゅうにゅうせいあれるげん)
    吸入性アレルゲンとは、呼吸によって体内に入るアレルゲンのことを指す。アレルギーの原因となるアレルゲンは、吸入性、食物性、接触性に分かれており、吸入性アレルゲンには、季節性アレルゲンと通年性アレルゲンがある。 季節性アレルゲンは、花粉症と呼ばれる季節性アレルギー鼻炎の原因となる植物の花粉である。代表的な花粉を生む樹木はスギ、ヒノキ、アカマツ、シラカバなど、草木はイネ科、ブタクサなどがある。 通年性アレルゲンの場合、季節を問わず鼻や目などの症状が現れる。主な種類は、ハウスダスト・ダニなどの家塵、カビ・カンジダなどの真菌類、ペットの毛やフケなどである。対処法としては、アレルゲンを吸い込まないことである。外出時はマスクやメガネを装着し、室内はこまめに清掃・換気をすることが重要である。ペットに関しては飼育環境を清潔に保ち、触れた後の手洗いを徹底することが有効である。
  • 給排水設備(きゅうはいすいせつび)
    給排水設備とは、建物内に水を送る給水と、汚水や雨水などを建物外に排出する排水に用いる設備を指す。給水設備は主に、上水道から飲料用水を建物内におくる給水管や給水ポンプや給水タンクなど、排水設備はトイレや台所、浴室などで使用した水を下水道に流す排水管や排水ポンプなどがあげられる。 給水設備に不具合が生じると、飲料水が供給されなくなったり水質が悪化する恐れがある。排水設備に不具合が生じれば、下水道に汚水が流せなくなり、トイレやシャワーが使用できなくなる。このような生活への支障を避けるため、定期的な点検が求められる。
  • 給排水設備図(きゅうはいすいせつびず)
    給排水設備図とは、給排水の配管経路、蛇口の位置、トラップの位置などを表す図面のことを指す。 電気設備図、空調換気設備図などの設備図のうちの一つであり、居住用の建物には必要不可欠な設備のため必ず図面に表すものである。給排水設備図では、給水設備、排水設備、消火設備が表示される。トイレ、洗面、キッチン、お風呂などの水回りの給排水の配置や、家具としてあとから設置する洗濯機や食器洗い洗浄機等の給水・排水が必要なものの給排水場所が記載されている。
  • キュリオケース(きゅりおけーす)
    キュリオケースとは、趣味のコレクションなどを飾る、飾り棚を指す。 骨董品を意味する、英語の「curio」が語源である。 収納しているものが外から見えるように、扉がガラス張りで、内部の背面が鏡面仕上げになっているものが多い。 様々なデザインのものがあり、シンプルなものから彫刻や装飾を施したアンティーク調のものまである。
  • 教育施設(きょういくしせつ)
    教育施設とは、教育が行われる施設を指す。学校教育を行う校舎や運動場のほか、社会教育の場として公民館や図書館なども含まれる。 教育施設は、地域における教育や子育てを促進するうえで重要な役割を果たしているだけでなく、さまざまな世代の地域住民が交流する場としても活用されている。また、災害など有事の際には、地域内の公園などと共に指定避難所や指定緊急避難場所としても機能する。
  • 共益費(きょうえきひ)
    共益費とは、集合住宅の居住者が共同で使用したり、利用する設備や施設の運営および維持に要する費用を指す。 管理人の人件費、共用部分の光熱費、その他さまざまな設備の維持費などに使われる。また、建物の設備だけではなく、集合住宅の周辺の景観を整えるための植栽の費用や、清掃など美観を保つための定期的なメンテナンス費用などにも用いられる。 また、共益費と管理費は同じような意味合いに思われていることが多いが、厳密には共用部分に関わる管理や清掃に関する費用が共益費であり、それらを含んだ、マンションの維持管理に関する包括的な費用が管理費とされている。
  • 境界杭(きょうかいくい)
    境界杭とは、隣接する土地や道路との境界を示すために打ち込まれた杭を指す。杭が示す境界点と境界点を結んだ線で囲まれた範囲が、その所有者の所有する土地の範囲とされる。境界杭は、隣地の承諾を得ずに勝手に設置することはできない。設置する場合は、土地家屋調査士や測量士が測量を行い、測量図に基づき隣地との立ち合い・承諾を経て設置することとなる。境界杭には一般的なコンクリート杭の他に、金属製杭、石杭、プラスチック杭、木杭などさまざまな種類がある。また、杭以外にも金属製の鋲やプレートも境界杭として使われることがある。
  • 境界標(きょうかいひょう)
    境界標とは、土地と土地との境界を誰が見てもわかるようにした目印を指す。境界標の頭部には矢印や線で刻印があり、折れ点ごとに置かれていて、折れ点と折れ点を結ぶことにより、その土地の境界線が分かるようになっている。 境界標の材質や大きさ等に関する制約は特にないが、永続性のある石杭やコンクリート杭、コンクリートで根巻きしたプラスチック杭、あるいは金属標等を用いるのが一般的である。境界は地積測量図に土地の詳細情報が記載されているため、法務局で取得すれば調べられる。もし、地積測量図がない場合には、土地家屋調査士に作成してもらう必要がある。
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