賃貸・お部屋探しならいい部屋ネットが充実したお得で安心のサービスで快適な住まいをご提供します。

「た」から始まる用語一覧

205
  • 耐火ブロック(たいかぶろっく)
    耐火ブロックとは、建築物の防火性能を高める熱膨張性耐火材の1つで、ウレタンフォーム製のブロックタイプを指す。「耐火スポンジ」とも言う。 鉄筋コンクリート造などの建物に電気通信ケーブルや配管を通すためには、防火区画をなす壁や床を貫通する孔を開ける必要があるが、火事が起こったとき、孔のすき間から炎や煙がもれて隣の区画に延焼するおそれがある。これを防ぐために、ケーブルや管の周りに充填するのが熱膨張性耐火材である。「貫通部防火措置材」とも言い、火事で高温になると膨張してすき間が閉じて炎や煙が遮断される。ハロゲン化合物を含有しないため有毒ガスは発生しにくい。耐火スポンジには、ブロック形の他にシート形、ゴムテープ形、パテ形などがある。
  • 大気汚染(たいきおせん)
    大気汚染とは、自動車の排気ガスや工場、焼却炉などから排出された煙などに含まれる人体に有害な汚染物質が空気中に増加すること指す。 大気汚染には火山の噴火や黄砂など、自然に由来するものもある。汚染物質には、窒素酸化物、硫黄酸化物、揮発性有機化合物、ダイオキシンなどがあり、これらは酸性雨や光化学スモッグ、呼吸器系疾患の原因となる恐れもある。 なお、建築においては大気汚染防止法に石綿(アスベスト)を使用した建築物の解体、改造、補修を行う際の措置が定められている。規制の対象となるのは、吹き付け石綿や石綿を含む断熱材、また石綿が質量の0.1%を超えて含まれる保温材や耐火被覆材など、作業時に石綿を飛散させるおそれのある建材を使用した建物である。石綿に関する規制は順次拡大しており、作業時に適切な措置を行わなかった場合、罰則が科される。
  • 大気汚染防止法(たいきおせんぼうしほう)
    大気汚染防止法とは、工場や事業場などから排出、飛散する大気汚染物質について、物質の種類ごと、施設の種類・規模ごとに排出基準などを定めた法律を指す。 1968年制定により、大気汚染物質を排出する者はこの基準を守らなければならない。同法には、工場や事業場の事業活動や建築物の解体などで発生するばい煙や粉塵の規制、有害な大気汚染物質の対策の推進、自動車排出ガスの許容限度などが規定されている。1970年の改正後、1974年に総量規制の導入、1995年に自動車燃料規制、1996年にベンゼン等有害化学物質規制、2004年に揮発性有害化合物の規制、2015年に水銀の排出規制改正が行われた。
  • 待機時消費電力(たいきじしょうひでんりょく)
    待機時消費電力とは、リモコンやマイコンなどを組み込んだ家電機器が、その機器を使っていない、いわゆる「待機状態」にあるときでも、コンセントにつながっていることで消費される電力を指す。電源スイッチをOFFにした状態で、使用する機器の表示部やタイマーなどが消費する電力、LEDが状態を知らせる時に消費する電力、リモコンなどの、外部からの操作信号を待ち受けするために消費する電力、充電式の機器が充電以外で消費する電力などがある。
  • 大規模小売店舗立地法(だいきぼこうりてんぽりっちほう)
    大規模小売店舗立地法とは、大規模な小売店の出店により生じる周辺の交通混雑や騒音、ゴミ問題などの生活環境に及ぼす影響を抑え、小売業の健全な発展を目指す法律を指す。たとえば、駐車場の位置や必要台数、乗車の経路設定、騒音の発生防止や緩和のための対応などを定めている。1998年6月3日に公布され、2000年6月1日より施行された。 店舗面積の合計が1,000m2を超える店舗が対象となる。ここでいう店舗面積とは、小売業を行うための店舗の床面積を指し、飲食業店舗などは含まない。届出者は建物の所有者であり、賃借権や借用権者は含まない。
  • 大規模修繕(だいきぼしゅうぜん)
    大規模修繕とは、マンションの快適な居住環境を確保し、資産価値を維持するために行う修繕工事や、必要に応じて建物及び設備の性能向上を図るために行う改修工事のうち、工事内容が大規模、工事費が高額、工事期間が長期間にわたるもの等を指す。 大規模修繕は鉄部塗装工事、外壁補修工事、屋上防水工事などが主な工事内容で、その実施時期の多くは10~15年単位である。工事を行うには計画的な修繕計画の作成が必要で、劣化や不具合が発生したときにその都度行う「補修」や「小修繕」とは区別される。分譲マンションなどでは修繕積立金の積立てや区分所有者(管理組合)による実施の可決が必要である。
  • 大規模マンション(だいきぼまんしょん)
    大規模マンションとは、総戸数が100戸を超える集合住宅のマンションを指す。 近年のマンションにおける特徴的なスタイルで、全体戸数が100~1,000戸以上と多いため、単身からファミリーまで、さまざまな層に需要がある。都心や湾岸など通勤やショッピングなどに便利な立地にあるタワー型のマンションや、広大な敷地が確保できるベッドタウンに多い。敷地内には、住居以外にも医療施設やスーパー、コンビニ、託児施設、公園などがあり、マンションの敷地内だけで生活のすべてがまかなえる。他にも入居者が多いため、管理費が比較的抑えられるのもメリットである。
  • 耐久性等関係規定(たいきゅうせいとうかんけいきてい)
    耐久性等関係規定とは、建物の耐久性に関する建築基準法等の規定を指す。 地震や台風などの災害発生時において、危険に侵されることのない住宅などの建築物の耐久性について記載された規定のため、構造計算の有無に限らず遵守すべき規定だとされている。 耐久性等関係規定は、建築基準法施行令内の第3章にあたる構造強度に関する規定の1節から8節に含まれており、災害時などによる荷重や外力に対応する構造の設計をしなければならないという構造設計の原則などがある。
  • 退去(たいきょ)
    退去とは、引っ越しなどによってそれまで暮らしていた物件などから立ち退く行為のことを指す。賃貸物件から退去する場合、契約に基づいて、定められた期間内に賃貸人に対して解約予告を行う。その後、不動産会社や賃貸人と協議して退去日を決定する。退去の際には、当日に立ち会いが行われ、その場で物件の鍵の返却をする。
  • 退去立ち会い日(たいきょたちあいび)
    退去立ち会い日とは、借主が賃貸物件から退去する際に、貸主とともに室内の状況を確認する日のことを指す。貸主が管理を管理会社に任せている場合は、その管理会社と確認することになる。 室内に残っているキズや設備の故障などの状況から、原状回復費用を借主と貸主どちらが負担するかについて賃貸借契約に基づき確認する。状況の確認が終わったら、鍵を返却して退去立ち会いは終わりになる。 退去立ち会いは引っ越し作業の終了後に行うとスムーズである。
  • 退去日(たいきょび)
    退去日とは、賃貸物件において借主が退去し、貸主に引き渡しを行う日を指す。 退去日には貸主(または不動産管理会社)と借主の立会いのもと、残置物や室内建具等の状況を確認し賃料と敷金の精算について決める。鍵を返却することで退去は終了となる。退去は解約日までに行わなければならない。
  • 退去費用(たいきょひよう)
    退去費用とは、入居していた賃貸物件から退去する際にかかる費用を指す。 故意または過失によりついた傷や劣化に対し、修繕費やクリーニング代など、原状回復にかかる費用が主な内訳となる。経年劣化による色落ちや家具のヘコミ、冷蔵庫の電気焼けなど、通常の生活で避けられない劣化は大家の負担となる。原状回復費用は入居時に支払い済みの敷金からまかなうことが多いため、よほどのキズや破損の修復を必要としない場合は、退去時に多少なりとも返金が発生する。退去時にトラブルにならないために、事前に国土交通省が定めている原状回復についてのガイドラインを見ておくこと、入居前に現状の写真を撮っておくことなどが推奨される。
  • 台形出窓(だいけいでまど)
    台形出窓とは、壁から外側に張り出した出窓のうち、張り出した部分が台形または角形になっている出窓を指す。和風、洋風、どちらのデザインにも合わせやすいため、多くの住宅で採用されている。窓枠は、正面窓と左右窓の3面で構成され、正面窓だけが開閉するもの、左右窓だけが開閉するもの、引き戸や上下スライド式などさまざまなタイプがある。建築基準法で床面積に含まれないサイズが50cm未満のため、張り出し部分が50cm未満のものが一般的である。
  • ダイコクシロアリ(だいこくしろあり)
    ダイコクシロアリとは、沖縄県、奄美大島以南、東京都小笠原諸島に生息するシロアリを指す。 乾燥に強く水がなくても生息でき、乾燥している材に営巣するのが特徴で、ピアノや木製のステレオ、古くなった家具などを食害する。乾材のなかに小規模なコロニーを作り、砂粒状の糞を孔道の口から出す。5~8月の夕方から夜間に、何回にも分かれて群飛する習性がある。寒さに弱い種であるが、地球温暖化などの影響により生息地の拡大・侵入が懸念されている。燻蒸処理という特別な駆除方法でないと完全な駆除が難しいので、ダイコクシロアリの発生を見つけたら、専門業者への迅速な依頼が必要となる。
  • 大黒柱(だいこくばしら)
    大黒柱とは、木造建築物において、中心となって家を支える通し柱を指す。家屋の中心部に立っている太い柱で、最初に立てられる。一般的にその建築物の柱の中で最も断面積が大きい。大黒柱に使用される木材はケヤキ、ナラ、クリ、カシなどが多い。 近年は鉄筋コンクリート住宅など木造建築以外の住宅も増え、建築様式や建築工法の多様化で、大黒柱はほとんど見られなくなった。
  • 太鼓現象(たいこげんしょう)
    太鼓現象とは、二重構造になっている床や壁などにおいて、一方の壁に振動を与えると、もう一方の壁にも振動が伝わっていく現象を指す。一度壁に振動が伝わると壁と壁の間にある空気の層がバネのように振動を互いの壁に伝えていくことによって発生する。音の伝わる原理が空洞を利用して音を反響させる太鼓と似ていることから、太鼓現象と呼ばれている。太鼓現象は二重壁や二重床、二重窓など密閉された空気層がある建物で起こりやすい。対策としては、床なら防音カーペットを敷くなどが考えられる。
  • 太鼓襖(たいこぶすま)
    太鼓襖とは、四周に縁がなく上貼りで周囲をくるんだ襖を指す。主に茶室などに使われていて、坊主襖、太鼓張り襖とも呼ばれている。洋室と和室の間仕切りに使われる戸襖とは異なる。縁がうるさく感じたときに使われる襖で、引き違いは少なく1本引きが多い。縁を付けずに仕上げ、襖の上下にはスリザンとよばれる薄い木を打ち付けているのが特徴である。太鼓襖には単に縁を付けないタイプのものから、チリ落し切り引手、透かし貼りといった、さまざまな仕様がある。
  • 第3種換気方式(だいさんしゅかんきほうしき)
    第3種換気方式とは、換気システムで、給気は換気口から自然に空気を取り入れる自然給気、排気は換気扇を利用した機械排気となる換気方式を指す。 常に部屋の空気を強制的に排出できるため、部屋内の気圧が屋外より低くなる負圧状態になりやすい。そのため、第3種換気システムを採用した戸建では、部屋や玄関のドアが開きにくくなる現象が発生する場合がある。また、自然給気で外気を多く取り入れられることから、花粉などの微細な粒子、季節によっては湿った空気や冷気が入りやすい場合もある。他の換気方式に比べれば設置費用が安価でメンテナンス自体も容易であるため、数多くの一般的な住宅で採用されている。
  • 第三種換気(だいさんしゅきかいかんき)
    第三種換気とは、給気側には換気扇がなく、排気のみ換気扇により強制的に排気を行う換気システムのことを指す。 新鮮な外の空気は、自然とそれぞれの部屋に設けられた換気口から取り入れられる。そして、換気扇により汚れた室内の空気が外へ送り出される。 空気を排気側から押し出すため、給気口より吸い込む力が逆に強まることにもつながってしまう。そのため、給気口側でコールドドラフト現象が発生しやすくなる。 また温度も湿気も交換しないで給気と排気を行うため、室内の環境は外気温に合わせて上昇したり下降したりする。夏場は外の湿った空気が室内に入り、室内の湿った空気がそのまま排気される。
  • 第3種ホルムアルデヒド発散建築材料(だいさんしゅほるむあるでひどはっさんけんちくざいりょう)
    第3種ホルムアルデヒド発散建築材料とは、夏季においてその面積1m2につき毎時0.05mgを超え0.02mg以下の量のホルムアルデヒドを発散させる建築材料を指す。新JAS規格の「F☆☆☆」JASマーク、旧JAS規格による「Fc0」JASマークの表示、または第3種とみなす旨の大臣認定書があるか、をもって該当するか審査される。居室や廊下の壁、床および天井の仕上げに用いる際は、換気回数によって使用面積が制限される。
  • キーワードで用語を探す

    いい部屋ラビット
    いい部屋探すなら、いい部屋ネット!
    お部屋探しはこちらから