「英・数」から始まる用語一覧
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CPマーク(しーぴーまーく)
CPマークとは、防犯性能が高いと認められた建物部品に貼り付け・表示される共通標章を指す。
玄関ドアや窓の鍵、ガラス、シャッター、サッシなどが対象である。CPマークのCPとは英語で「Crime Prevention」の頭文字で、防犯を意味する。警察庁と国土交通省、経済産業省、日本ロック工業会、日本サッシ協会など、建物部品関係の民間業界団体で構成する官民合同会議が試験、認定している。
Jターン(じぇいたーん)
Jターンとは、地方で生まれ育った人が就職や進学を機に大都市圏へ移り住んだ後、故郷とは違う他の地域に移住・就職する行為を指す。一般的には、故郷の県の県庁所在地など、生まれ育った場所に近い地方都市で就職や転職をすることが多い。大都市圏で暮らしていた地方出身者が就職のために地元へ戻るUターンに対して、地元には戻らずに、その近くの都市に移住して就職をする流れがJの字に似ているため、Jターンと呼ばれている。
JAS規格(じゃすきかく)
JAS規格とは、日本農林規格等に関する法律(JAS法)に基づき制定された、農林物資(飲食料品・農産物・林産物・畜産物・水産物)についての品質の基準と品質に関する表示の基準を内容とする全国統一の規格を指す。JAS規格を満たすものには、JASマークをつけることができる。
13A(じゅうさんえー)
13Aとは、都市ガスのうち、1m3あたりの標準発熱量が42~63メガジュールのタイプを指す。
数字に続くアルファベットはガスの燃焼速度を表す。A(遅い)、B(中間)、C(速い)である。
日本で供給されている都市ガスは7グループ13種類あり、13Aはその中で最も普及率が高い。
12A(じゅうにえー)
12Aとは、都市ガスのうち、1m3あたりの標準発熱量が38~46メガジュールのタイプのガスを指す。数字に続くアルファベットはガスの燃焼速度を表す。A(遅い)、B(中間)、C(速い)である。日本で供給されている都市ガスは7グループ13種類あり、その中で最も普及率が高いタイプは13Aであるが、12Aとの違いはわずかで、組成はほぼ同じなため、12Aと13Aの両方に対応しているガス機器が多くある。
3WAYキッチン(すりーうぇいきっちん)
3WAYキッチンとは、リビングや洗面所、廊下など3箇所につながる動線を確保したキッチンを指す。
2WAYキッチンに比べて出入口が多く、ゴミ捨てや洗濯をしながらの料理など、家事を並行して行え、家事の時間短縮も可能になる。洗面脱衣所とキッチンの動線、さらに洗面脱衣所から廊下につながる出入口があると移動がスムーズになる。行き止まりがない動線は回誘動線と呼ばれる。複数の出入口があることで風の通り道が増え、換気しやすいことも特徴である。
3WAY洗面所(すりーうぇいせんめんじょ)
3WAY洗面所とは、3つの出入り口がある洗面所を指す。
3WAY洗面所は、3方向から洗面所への出入りが可能なため、家事や生活の動線を短くできる。例えば、キッチンや廊下、洋室から洗面所へ出入りできれば、料理と洗濯を並行したり、洋室から洗面所へ行き、身支度が可能になる。他にも、洗面所から玄関への動線があれば、朝の身支度を済ませたあとすぐ出かけることも可能である。但し、複数の動線があることから、洗面台や収納の設置場所が限定される。
Zマーク金物(ぜっとまーくかなもの)
Zマーク金物とは、木造軸組工法住宅用接合金物の認定表示を指す。日本住宅・木材技術センターが認定した金物で、木造軸組工法用の接合金物を指す。認定金物を使用する場合に限り、接合金物を製造した工場の品質管理等の書類を監督職員に提出する必要がない。
SOHO(そーほー)
SOHOとは、Small Office Home Officeの略称で、小規模事務所や自宅の一部を仕事場として事業を行う形態を指す。またはその用途に対応した物件を指す場合もある。
明確な定義はないが、財団法人日本SOHO協会は、ITもしくはICTを用いて事業活動を行う従業員10名以下程度の規模の事業者としている。近年では都市郊外に、FAXやコピーなどOA機器を有する小規模SOHO施設が登場している。
2WAY家具(つーうぇいかぐ)
2WAY家具とは、2つの用途に兼用できる家具を指す。
ひとり暮らしなどの場合、限られた空間を有効活用することができる。例としては、ソファにもベッドにもなるソファベッドがあり、昼はソファ、夜はベッドと使い分けることができる。他にも、デスクスペースの上にベッドがあるロフトベッドデスクや引き出し収納が付いたベッドなど、用途を組み合わせたものがある。
2WAYキッチン(つーうぇいきっちん)
2WAYとは、「両面通行」「2方向通行」という意味であり、出入り口が2つあるタイプのキッチンを2WAYキッチンという。
一方はリビング・ダイニングにつながり、他方は、洗濯と家事を同時進行しやすいように洗面室とつながっているタイプや、廊下とつながっているタイプなどがある。家事動線がスムーズになることで家事効率が向上したり、キッチンへの家族の行き来がスムーズになる。
2WAY洗面所(つーうぇいせんめんじょ)
2WAY洗面所とは、キッチンや廊下、玄関など2方向から出入りできる洗面所を指す。
2方向から洗面所への出入りが可能なため、家事や生活の動線を短くでき、家事をラクにする。例えば、洗面所を廊下とキッチンの2WAYにすることで、廊下からのアクセスを確保し、キッチンで料理をしながら洗濯ができる。また、玄関ホールから出入りできる洗面室にすると、帰宅してそのまま手洗いができるため衛生的である。子どもがいる場合、手洗い習慣を身につけやすくなる。
2WAYバルコニー(つーうぇいばるこにー)
2WAYバルコニーとは、2つの出入り口があるバルコニーを指す。
2方向からバルコニーへの出入りが可能なため、家事や生活の動線を短くできる。例えば、バルコニーに寝室と洗面室にふたつの出入り口を設けることで、寝室からダイレクトにバルコニーに出て、日光や外気を感じられる。寝具を干すときにも便利である。加えて洗面室からバルコニーに出入りできるため、洗濯ものをそのまま干すことができる。また、洗面室の換気をしやすくなるなどのメリットもある。
2×6工法(つーばいしっくすこうほう)
2×6工法とは、厚み2インチ、幅6インチの角材を使った枠組壁工法のことを指す。
2×4同様、角材を組んだ枠組に構造用合板を接合してパネルをつくり、天井と壁、床の6面のパネルを一体化した六面体構造が基本となっており、地震の揺れを建物全体で受け止めて分散させられるため、構造の安定度が高いとされる。2×4に比べ太い角材を使用するため、一般的には2×4工法よりも耐震性・断熱性・遮音性に優れているといわれている。
2×4工法(つーばいふぉーこうほう)
2×4工法とは、厚さ2インチ、幅4インチの角材を利用して作る、枠組壁工法のことを指す。
2インチ×4インチの角材を組んだ枠組に構造用合板を接合してパネルをつくり、天井と壁、床の6面のパネルを一体化した六面体構造が基本となっている。地震の揺れを建物全体で受け止めて分散させられるため、構造の安定度が高いとされる。また、気密性や断熱性、耐火性に優れているのも特徴だ。面で支える工法のため開口部の設計にやや制限が出るが、柱の凹凸のないすっきりとした空間をつくりやすい。
2ハンドル混合水栓(つーはんどるこんごうすいせん)
2ハンドル混合水栓とは、水回り設備の給水と給湯を行う蛇口=水栓の形式の1つで、水と湯を合わせて1つの吐水口から出せる混合水栓のうち、水量を調整するハンドルが水用とお湯用の2つ設けられているタイプを指す。
お湯の温度は、お湯用ハンドルと水用ハンドルのひねり具合を変えて調節する。ハンドル1つの操作でお湯の温度を調節できるシングルレバー水栓、目盛りを合わせて好みの温度に設定できるサーモスタット混合水洗に比べて、コストは低いが、操作に手間がかかる。水温調整のために捨て水が発生するため、節水にも向いていない。
DIY(でぃーあいわい)
DIYとは、Do It Yourselfの略で、住宅のリフォームの場面においては専門業者に依頼せずに自分で行う行為を指す。ディー・アイ・ワイと読む。
専門業者に依頼するよりコストが抑えられ、オリジナルの仕上がりを得られる利点がある。壁の塗装や壁紙の貼り替え、棚の設置など、初めてでも比較的簡単に作業可能な商品が増えている。
DIY対象賃貸(でぃーあいわいちんたい)
DIY対象賃貸とは、借主の意向で補修や改修が可能な貸借住宅、またはその賃貸契約を指す。DIYとはDo It Yourselfの略称である。一般的な賃貸住宅の場合は退去する際に原状復帰が必要となるが、原状復帰を必要とせずに補修・改修が認められている物件である。自分の好みや使い勝手に合わせて住宅に手を加えることが可能となるが、どこまでを可能とするかは、物件により異なる。
DIY賃貸については、国土交通省によるガイドラインも公表されている。
DS1(でぃーえすわん)
DS1とは、労働安全衛生法に基づく防じんマスクの国家検定規格において、粒子捕集効率が80%以上、呼気抵抗、排気抵抗がそれぞれ60Pa以下(排気弁あり)、45Pa以下(排気弁なし)のものを指す。
DはDisposable(使い捨て)、SはSolid(固体)を表しており、DSマスクとは使い捨てで、個体粒子を防ぎたい場合に使用するマスクである。1から3まで段階があり、数字が大きいほど性能が高い。
D種接地工事(でぃーしゅせっちこうじ)
D種接地工事とは、電気機器と地球を電気的に接続するアースにおいて、300V以下の低圧電気の接地工事を指す。接地工事は施設や電気器具の感電や漏電を防止し、使用する人の安全を守るのが目的である。D種接地工事は、住宅などの照明、コンセント、換気扇や冷蔵庫、また自動販売機、工作機器などにも行われている。多湿な場所や水を使う場所で使用する家電には接地が必要とされているが、乾燥した場所に置かれたテレビなどは接地が必要ないとされている。D種接地工事は金属製のアース棒に銅線などのアース線を接続して地中に埋め込み、アース線を目的の電気器具と接続する。接地抵抗の値は100Ω以下だが、漏電遮断機が電気器具に取り付けられている場合は500Ω以下になる。