「英・数」から始まる用語一覧
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2口コンセント(ふたくちこんせんと)
2口コンセントとは、主に壁面などに設けられる給電用の差込口のうち、2つの電気器具を同時に接続できるタイプを指す。
コンセントには2つの穴が開いているが、右側は7mm、左側は9mmと長さが違っており、右側のみに電圧がかかっていて左側は過電流などがあった際に放電するための接地端子となっている。2口コンセントには設置の形からさまざまな種類のものがある。壁面に埋め込んで使う埋め込み型、壁面に飛び出す形で設置する露出型、床面などに通常は格納しておき、必要な時だけ飛び出すフロア型、屋外で使用できる防水型などである。
2口コンロ(ふたくちこんろ)
2口コンロとは、キッチンコンロが2口設置されている機器を指す。IHのように電気を熱源とするものと、ガスコンロのようにガスを使用するものがある。
口が横に並んだタイプ、斜めに並んでいるタイプ、縦に並んでいるタイプ、あるいは2つの口でそれぞれ火力が異なるなど、2口コンロと言っても製品によりコンロの位置や火力などに違いがある。
2ツ割筋交い(ふたつわりすじかい)
2ツ割筋交いとは、木造軸組工法で建てられる住宅において、垂直材の縦の柱と横架材の間に組み入れる筋交いの太さが、幅9cm×奥行き4.5cmのものを指す。元々の木材は約9cm角に製材されているが、その厚みを均等に2分割して使用することから、2ツ割の名称がつけられている。この他、均等に3分割する3ツ割筋交いや、均等に6分割する6ツ割筋交いなどがある。取りつけることで、水平方向に対する力の強度が増し、強風や地震時の揺れに対する耐久性を高めることができる。建築基準法において、2ツ割筋交いを1本設置した場合は壁の強度が2倍に、2本を交差させて設置した場合は4倍になると示されている。
2人入居可(ふたりにゅうきょか)
2人入居可とは、ワンルームや1LDKなど、一人暮らしが想定される部屋に2人の入居が許可される契約条件を指す。
賃貸借契約を結ぶ際には、借主本人と同居人を明記する。居住者の追加や転貸は許可しないことが一般的であるため、一人暮らしとして契約した場合、2人で居住することは原則できない。
ただし、入居募集広告で表記がなくても、実際には、複数人の入居ができる場合がある。希望があれば貸主に確認する必要がある。
HEMS(へむす)
HEMSとは、Home Energy Management Systemの略で、家庭内の電気やガスなどのエネルギー使用量を可視化したり、自動制御したりすることで、エネルギー使用の最適化を図る仕組みを指す。
ネットワーク化されたエアコンや給湯機器、照明器具などの家電や太陽光発電、蓄電などの使用料をパソコンや専用モニターを通じて随時モニタリングすることが可能。水道やガスとも連携し、家庭内のエネルギー全てを「見える化」する。HEMSを導入することで、電気やガスの消費量を意識的にコントロールできるようになり、省エネ化が期待できる。2012年に政府から示された「グリーン政策大綱」では、2030年までに全世帯へのHEMS設置を目指すとしている。
3口コンロ(みつくちこんろ)
3口コンロとは、キッチンにあるガスコンロの中で、コンロの口が3つ付いた機器を指す。
以前は、グリル部分と操作部が一体となっている据え置き型の家庭用ガステーブルコンロにも、3口コンロは存在していたが、2008年の法改正に伴い、ガスコンロの全ての口に過熱防止装置の設置が必須となったため、現在では流通しなくなった。ただし、業務用においては現在でも据え置き型がある。
3ツ割筋交い(みつわりすじかい)
3ツ割筋交いとは、木造軸組工法で建てられる住宅において、垂直材の縦の柱と横架材の間に組み入れる筋交いの太さが、幅9cm×奥行き3cmのものを指す。元々の木材は約9cm角に製材されているが、その厚みを均等に3分割して使用することから、3ツ割の名称がつけられている。この他、均等に2分割する2ツ割筋交いや、均等に6分割する6ツ割筋交いなどがある。取りつけることで、水平方向に対する力の強度が増し、強風や地震時の揺れに対する耐久性を高めることができる。建築基準法において、3ツ割筋交いを1本設置した場合は壁の強度が1.5倍に、2本を交差させて設置した場合は3倍になると示されている。
6ツ割筋交い(むつわりすじかい)
6ツ割筋交いとは、軸組工法で建てられる住宅において、垂直材の縦の柱と横架材の間に組み入れる筋交いの太さが、幅9cm×奥行き1.5cmのものを指す。元々の木材は約9cm角に製材されているが、その厚みを均等に6分割して使用することから、6ツ割の名称がつけられている。この他、均等に2分割する2ツ割筋交いや、均等に3分割する3ツ割筋交いなどがある。取りつけることで、水平方向に対する力の強度が増し、強風や地震時の揺れに対する耐久性を高めることができる。建築基準法において、6ツ割筋交いを1本設置した場合は壁の耐力が1.0に、2本を交差させて設置した場合は2.0になると示されている。
U字型キッチン(ゆーじがたきっちん)
U字型キッチンとは、コの字型に配置されたキッチンを指す。
作業スペースが広いので使い勝手がよく、カウンターに囲まれているので動線に無駄がなく、収納スペースも豊富である。
U字型キッチンは、レイアウトの自由度も高いのが特徴である。1辺をダイニング側に向けて対面式として配置すれば、オープンな空間を演出できる。中間の1辺を壁付けにすれば、収納スペースを増やすことも可能となる。また、シンクやコンロを調理する人に合わせて配置することで、さらにスムーズな動線が実現できる。
U字カットシール充填工法(ゆうじかっとしーるじゅうてんこうほう)
U字カットシール充填工法とは、コンクリートやモルタルに生じたひび割れをU字に掘削し、シーリングを充填する方法のことを指す。
主に修繕工事などで、ひび割れを補修する際に行われる工法である。ダイヤモンドカッターなどで幅10mm、深さ10~15mmほどひび割れ部分をU字型にカッティングして、エポキシ樹脂やシーリング材を充填する。ひびを深くカットすることで接着面積が広くなり、振動などでひびが動いたとしても追従することが可能である。そのため、同じ箇所が短期間に再びひび割れを起こさないようにする効果もある。
U字溝(ゆーじこう)
U字溝とは、道路や土地に用いられる連結式の排水溝で、断面がU字型の資材を指す。
形状はJIS規格によって定められており、そのほとんどが「コンクリート製」である。なお、地盤が軟弱な場所などには「鉄製」または「ポリエチレン製」が使われることもある。大量生産でコストダウンができ、また施工の手間が大幅に緩和されることで、工事費を抑えられる。
なお、ホームセンターなどでの入手が可能なので、自宅の外溝をDIYしたり、アウトドアにおいて「かまど」の代用などとしても利用されている。
Uターン(ゆーたーん)
Uターンとは、地方で生まれ育った人が進学や就職を機に大都市圏へ移り住んだ後に、就職や転職のため、再び出身地に戻る行為を指す。地方で生まれ育った人が、大都市圏で暮らした後に地元に戻る流れがUの字に似ているため、Uターンと呼ばれる。
近年、少子化や都市への人口流出などの問題を重く見た地方自治体が、さまざまなUターン支援政策を設け、人を呼び戻す働き掛けを行っている。
Uトラップ(ゆーとらっぷ)
Uトラップとは、排水設備の配管の途中に水を溜める装置「排水トラップ」で形状がU型であるものを指す。
アルファベットのUに似た形状をUトラップと呼び、他にPトラップや椀トラップ、ドラムトラップなどがある。排水トラップは、排水設備の途中に水を溜めること(封水)で下水の悪臭やガス、ネズミ、虫などの侵入を防ぐ。沈殿物が溜まるとスムーズな流水にならず、排水詰まりなどを引き起こしやすいので、清掃のために開けられる構造になっていることが多い。
Uトラップは、出入口ともに水平状のため底部に沈殿物が溜まりやすい構造のため、清掃・メンテナンスに注意する必要がある。
UVカットカーテン(ゆーぶいかっとかーてん)
UVカットカーテンとは、室内に入る紫外線をカットする効果を持つ機能カーテンを指す。
生地に紫外線を吸収したり反射したりする効果を持つ機能性繊維が用いられ、光を通し明るさを確保しつつ、室内に入ってくる紫外線量を軽減させることができる。室内に入る紫外線をカットすることで、在宅時の日焼けを防げるだけでなく、家具や畳などの日焼けによる劣化、色あせも防ぐことができる。UVカットカーテンの紫外線カット率は、60%程度から、効果の高いものでは90%を超えるものある。
UV塗料(ゆーぶいとりょう)
UV塗料とは、紫外線を照射することにより、秒単位で塗膜が硬化する樹脂塗料を指す。低公害で省資源を目的として開発された塗料で、低温で硬化するため、熱に弱い資材に塗布することが可能である。金属や木材、紙素材やプラスチックなど多種にわたり塗装ができる。耐摩耗性、耐熱性、耐薬品性、耐溶剤性に優れており、塗布後は表面が滑らかで光沢があり、高級感を与えられる。バスタブやフローリング、木材や人工大理石、自動車や家電など幅広い用途で使用されている。
4LDK(よんえるでぃーけー)
4LDKとは、居室4部屋とリビング・ダイニング・キッチン(LDK)で構成される間取りを指す。
「LDK」とは、「居間」と「台所」と「食堂」の機能が1室に併存している部屋を指す。
不動産の表示において、LDKの表示を用いるときには、LDKは10畳以上と基準が定められている。畳1枚当たりの広さは1.62m2以上を基準としている。
4K(よんけー)
4Kとは、居室4部屋とキッチンスペース(K)で構成される間取りを指す。
不動産の表示において、4Kの表示を用いるときには、キッチンスペースは6畳未満が基準とされている。これより広いと「4DK」、10畳以上では「4LDK」と表示される。畳1枚当たりの広さは1.62m2以上を基準としている。
4号物件(よんごうぶっけん)
4号物件とは、建築基準法により定められた1号~3号物件以外の小規模な建築物を指す。木造の平屋建てや、木造2階建てで延べ面積が500m2未満の建物など、一般的な住居用の建築物が多い。
4号物件は原則的に構造計算が不要とされ、建築確認においては、政令で定められた耐久性等関係規定と呼ばれる技術基準に適合しているかについての審査を受ける。また、規模の大きな建物と同じように構造計算を行うこともできるが、その場合は、都道府県知事や国土交通大臣指定の機関等による判定や評価を受ける必要がある。
4DK(よんでぃーけー)
4DKとは、居室4部屋とダイニング・キッチン(DK)で構成される間取りを指す。
「DK」とは、「台所」と「食堂」の機能が1室に併存している部屋を指す。
不動産の表示において、4DKの表示を用いるときには、DKは6畳以上と基準が定められている。10畳以上では「4LDK」と表示される。畳1枚当たりの広さは1.62m2以上を基準としている。
4路スイッチ(よんろすいっち)
4路スイッチとは、3か所以上のスイッチで1つの照明器具の入・切を行うためのスイッチを指す。
4路スイッチは主に階段や廊下、あるいは寝室などで使用される。スイッチに4本の線が配線されることから4路スイッチと呼ばれている。3路スイッチを両端に置き、その間に4路スイッチを配置する。4路スイッチの数を増やせば、照明器具の入・切を操作するスイッチを増やすことができる。